後から言葉が湧いてくる理由

お知らせ

図星を突かれたとき。
思ってもみなかった否定的な言葉をぶつけられたとき。
予想と全然違う返事が返ってきたとき。

そういう瞬間、頭の中が一瞬、真っ白になります。
言葉を選んでいるとか、我慢しているとか、そういう余裕すらなくて、
ただ黙ったまま、その場が終わってしまう。

前に「計算して黙る」という話を書きました。
あれは、頭のどこかで損得を計算して、あえて黙る選択でした。

でも今回のこれは、たぶん違います。
計算する前に、体が先に止まってしまう感じ。
準備していないところに、いきなり一撃をもらった、あの感覚です。

考えてみれば当たり前かもしれません。
図星も、予想外の否定も、予想に反した言葉も、
全部「身構えていなかった方向」からやってくるものだから。

いつでもどんな球が来ても打ち返せる人なんて、
たぶんいません。 不意打ちに弱いのは、私だけじゃないはずです。

問題はその後です。

その場では何も言えなかったのに、 時間が経ってから、
ふと「あの時、ああ言えばよかった」が 頭の中で何度も再生される。
言葉はちゃんとあったのに、間に合わなかっただけなんですよね。

これ、悔しいけれど、悪いことばかりでもない気がしています。

その場でとっさに言えなかったのは、 不意打ちに固まってしまっただけで、頭が働いていなかったわけじゃない。 むしろ、時間をかけてでも
「ああ言えばよかった」にたどり着けるのは、
ちゃんと自分の中で考え続けていた証拠でもあります。

即座に言い返せる強さも、もちろんあります。
でも、後から少しずつ言葉を拾い上げていく自分も、
それはそれで、悪くないんじゃないかと思うのです。

それでも、できることなら。
何度も後悔を募らせるような言葉をぶつけてくる相手とは、
少しずつ距離を薄くしていく、というのも一つの選択だと思います。
毎回不意打ちを食らう関係を、無理に続ける必要はないので。
(画像:生成AI作成)

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